セールス☆ウォーズ~弱虫営業マンの21年戦争

このブログはある企業に勤めるサラリーマンの記録である。社内において全く無名の中年営業マンが、残りのサラリーマン人生を営業に懸けた、血と汗と涙ににじむ日々を余すところなくブログ化したものである。

しまなみ街道の旅(1)

ついに行って来ました、「しまなみ街道」の旅。

クロスバイクジャイアンエスケープRX3」を購入したのが42歳の時。
そこから自転車の爽快さを知り、自力で行ける範囲の景色を自転車で観に行きました。

そして、いつかは噂に聞くしまなみ街道を渡りたいと思ってました。
しかし、時間の確保と金銭面からなかなか実行に移すことなく時間が経ち、50代に突入。
このまま60代になると金銭面に加え、気力、体力面で厳しいかも知れません笑。

今回は会社の上司である支社長と同僚の三人で計画して、行く事が出来ました。
行きはバスを使い、愛媛県今治市へ。
帰りは広島県尾道市から新幹線で。
自転車は現地レンタルし、「しまなみ街道80キロ中年の冒険」。
計画段階から旅は楽しいものです。

バスは朝8時出発し、14時頃到着予定。
6時間の道程は実に長い!
私は長距離のバスを利用したのが初めてでしたが、こんなに長く辛いのか、と思いました。
何が辛いって、一番はトイレ。
私はトイレが近い。
自分で車を運転していると自分のタイミングでトイレに行けますが、バスでは揺れる車内トイレか、サービスエリアのトイレ休憩2回しかありません。

そうとは知らず、私は朝から缶ビールで乾杯して飲み始め、出発して30分で我慢の限界に達しました。
また悪いことに席は最前列で、トイレは最後列。
冷や汗をかきながら、揺れるバスを移動し、乗客の白い目を浴びながらなんとかトイレに。
新幹線とは違い、揺れるバス内を移動するのは至難の技。
この時ばかりは朝から缶ビールを飲んだ愚かな行為を悔やみましたね。

そして、バスでの6時間は長い。
恐ろしく長い。
radikoで聴きたいラジオを聴こうにも、住んでいる登録地点が違うので断念。
漫画を読むも、文字に疲れる。
他の乗客を見ると、ほぼ寝てますね。

辛く長いバスがようやく今治に到着して、三人で今治城へ行く事にしました。
雨も上がり歩いて城まで行く途中、商店街を通りましたが、ほぼシャッター街
城に着くまで人の気配を感じませんでしたが、城の内部には観光客がたくさん居てホッとしました。
この今治城藤堂高虎が城主だったようです。

城を観た後、夕飯を食べる為に50分程美しい島々を観ながら港を歩いて、「伊豫水軍」というお店に行きました。
素晴らしい瀬戸内海の景色を見ながら地域の魚を頂きました。
行きのバス代金を遥かに超える金額になりましたが、鯛の刺身、鯛めし、サザエ等、最高の食事でした。
この旅では豊富な資金力を持つ支社長が居たので、普段では頼まないような高級料理も頼めたわけです。

その後、「喜助の湯」というサイクリスト御用達のスーパー銭湯を利用。
サウナ、ジェットバスで筋肉をほぐし、翌日のサイクリングに備えて早めに休みました。
続く。