早いもので7月に入りました。
今年ももう半年です。
6月は大谷選手が記録的に好調で、15本塁打を放ったようです。
すばらしい実力と、野球に向かう姿勢は日本人の誇りです。
さて、ある記事から「サボタージュマニュアル」という言葉を知りました。
これは現在のCIAの前身で、OSSの時代にスパイ活動の中で敵国の士気を下げる為に作られたマニュアルだそうで、
一部、日本語訳されたものを引用すると、
「常に文書による指示を要求せよ。
誤解を招きやすい指示を出せ。意思統一のために長時間議論せよ。さらに出来る限り不備を指摘せよ。
準備を十分行い完全に準備ができているまで実行に移すな。
高性能の道具を要求せよ。道具が悪ければ良い結果が得られないと警告せよ。
常に些細な仕事からとりかかれ。重要な仕事は後回しにせよ。
些細なことにも高い完成度を要求せよ。わずかな間違いも繰り返し修正させ小さな間違いも見つけ出せ。
重要な決定を行う際には会議を開け。
もっともらしくペーパーワークを増大させよ。
通達書類の発行や支払いなどに関係する決済手続きを多重化せよ。すべての決裁者が承認するまで、仕事を進めるな。
すべての規則を隅々まで厳格に適用せよ。
何事をするにも「通常のルート」を通して行うように主張せよ。決断を早めるためのショートカットを認めるな。
可能な限りの事象を委員会に持ち込み「さらなる調査と熟考」を求めよ。委員会のメンバーはできるだけ多く(少なくとも5人以上)すること。
議事録や連絡用文書、決議書などにおいて細かい言葉遣いについて議論せよ。
以前の会議で決まったことを再び持ち出し、その妥当性について改めて問い直せ。
「警告」せよ。他の人々に「理性的」になることを求め、将来やっかいな問題を引き起こさないよう早急な決断を避けるよう主張せよ。
あらゆる決断の妥当性を問え。ある決定が自分たちの管轄にあるのかどうか、また組織上層部のポリシーと相反しないかどうかなどを問題にせよ。
一部抜粋:undiscovery channel: サボタージュ・マニュアル日本語版」
これ、まさしく私の会社ですわ。
若手、やる気のある社員がどんどん辞めて行く要因はそこにある気がします。
最後には変わった人しか残らない会社になりそうですが、そういう方向に向かう会社なので仕方ありません。