休日大分旅行

連休の旅行。

これは、毎年盆休み前後に旅行に行く我が家にとっては一番の催事だ。
19歳と17歳の子供を持つ親としては、まもなく恒例の家族旅行も全員が揃わない、そんな哀しき思いにかられる。
自身の子供時代は家族旅行など、親の実家(鹿児島)や親戚(北九州)宅に行く程度。
それも一回か、二回。
どこの家も旅行など行くことはなかったように思う。

しかし、時代は違う。

嫁さんが独身時代の趣味も旅行であり、私は車、運転が比較的好きだ。
家より車をきれいに清掃しているほど。

愛車の日産クリッパーリオを洗車し、家族と愛犬二匹を乗せ、さぁいくぞ！と出発するやいなや17歳の子供にジュース(ファンタグレープ)をひっくり返された。
後部座席の足元を紫色の液体でびしょびしょにされたが、ここで怒るとせっかくの旅行も台無しだ。
涌き出る怒りを抑えて、これから向かう旅先での楽しみに心踊らせた。

夕刻神戸からフェリーに車を乗せて大分県まで一晩で行けるのは精神的にも肉体的にも楽だ。
酒も呑める。
明石海峡大橋も綺麗だ。
最近では犬も部屋内に一緒に泊まれるプランがあり、費用は少々高いが(4人＋犬二匹＋車で片道8万円台)関西から高速で九州まで眠らず走って辛い想いをする事と費用対効果を考えると今回はフェリーを活用した。

残り僅かであろう家族全員揃っての旅行、費用は掛かっても人生の経験として、プライスレスだと思いたい。

帰宅してから車の内外を綺麗に洗車、清掃したのは言うまでもないだろう。

定期便でいく豪華フェリー船旅ガイド 2019-2020 (サクラムック)