三連休の中日でのんびりコーヒーを飲みながら日経新聞を読む午前。
サラリーマンにはこんな休日があるから鋭気を養う事が出来るのでしょう。
子供も成人し、比較的自由に時間を使えるのは幸せな事です。
時間も「金」も自由に使えれば尚良いのですが…。
日経平均株価がバブル期の1989年末の高値を超えたとの事ですが、実に34年も経っています。
あの頃たしかに世は浮かれていたし、おじさん達はお金も使いまくっていたように思います。
当時就職した車のディーラーの大卒同期は入社前にホテルで食事会をしてもらっていたし(高卒は無し)、会社の先輩とディスコに行ったし、就職してすぐ当時流行りの日産シルビアs13を購入する同期もいたし、夏は慰安旅行に海に行ってナンパしたり…そんな時代でした。
しかし今、その当時の日経平均を超えても景気の良さは全く感じません。
給料が上がっている訳ではなく、厳しい家計の人がほとんどではないでしょうか。
一部の人、自分だけが裕福になっても友人と楽しみは共有出来ず、好景気と言うには程遠い状況ではないでしょうか。
売り手良し、買い手良し、世間良しの「三方良し」と言う近江商人の言葉が日本経済には必要だと思います。