セールス☆ウォーズ~弱虫営業マンの21年戦争

このブログはある企業に勤めるサラリーマンの記録である。社内において全く無名の中年営業マンが、残りのサラリーマン人生を営業に懸けた、血と汗と涙ににじむ日々を余すところなくブログ化したものである。

後手後手の対応

正直、私個人的にはこの次期に皆出勤と外出営業してる時ではないと思います。

わが社は昔から後手後手で対策が遅いと感じております。
しかし、経営層が言うことはいつも同じで「スピードが第一!顧客最優先!」と、くそで幼稚な指示が飛んでます。
まさに自社の現状を知らぬ間抜けな発言であり、「裸の王様」を地でいく指示です。

毎年、コンプライアンス重視による書類と審査と調整が増え、客のことなど二の次の社内優先。
若手の3年定着率も低く、私の所属の部署で3年残ればすごいことです。
女子はほぼ辞めます。
ちなみに今年はわが部署に5人の女子と男一人が入りました。

若手が辞めていくのは中堅、ベテランの責任にして会社が変わる気配はありません。
若手がいないし育たないので重要な顧客はベテランに集まります。
残業は増えますが、残業上限、産業医の診断など、上司の面倒が増えるので圧力がかかり、サービス残業が必然的に増えます。
在宅勤務やテレワークが叫ばれる今でも特に指示も出さない状況で、うちの社員からコロナ感染が出ないと思っているのでしょうか。

全て社員の能力任せ、問題が起こればとかげの尻尾切りで済ませようとする経営陣の見え見えの後手対策は、今回突入する不景気を乗り越えられるのか甚だ疑問です。